金津地区 - 金津古里めぐり

(旧金津地域)
金津地域は海・湖・平野・森・山が間近にあり、豊かな自然環境が魅力です。
また、豊かな歴史が数多く残っています。
★金津のよさ再発見★
金津町観光協会・商工会の観光部会が、3回にわたって「ふるさと再発見事業」を実施した。
 この事業は、21世紀における金津町に町おこしに一人でも多くの町民が関心を持って参画していただく基礎作りで、金津町内の数多く存在する名所・旧跡を中心として、自慢とされる所を訪問し「金津の良さを再認識」していただくことを目的としている。
 特筆されることは、金津町内にある名所・旧跡を含めて、町の古い歴史を研究している「歴史塾越道」の方々7名に、ボランティアガイドを引き受けていただき、訪問先々の説明にユーモアを交えたガイドは、大好評であった。
★2000年度実施分、古里めぐりの様子

細呂木地区


高塚のお地蔵→多賀谷左近の墓→細呂木関所跡→衣かけ大杉→雨請堂

子育地蔵・身代地蔵などの異名地蔵が、全国で114余り存在しているとのガイドの説明には、あまりの数に参加者がおどろいていた。高塚のお地蔵様の説明をかわきりに、上記コースを訪れた。 標高75.8mの雨請堂へは、天候も味方して徒歩で行くことが出来たが、曇りだったため「すばらしい眺望」は体験できなかった。

←雨請堂

伊井・坪江・剱岳地区

広蓮寺における太子堂

畝畦寺を訪れた一行
応蓮寺の太子堂→龍沢寺→椚の古墳→千体仏→三体仏→熊坂大仏→熊坂専修寺跡→畝畦寺
太子堂は、聖徳太子の供養塔であり昔から「越前の大工は伊井か志比か」と云われる程に伊井大工の評価が高く、その活動の根源が太子堂にまつわる精神的な支えであった。 特に注目されるのが、熊坂大仏と前谷松龍寺の千体仏である。これは熊坂長範物見の松が枯れたので、松龍寺24世智山和尚が、立木のままで大仏を彫り、その木屑で、一千体の阿弥陀仏の立像を彫って、現在も安置してあり非常に興味深いものがある。 畝畦寺は、国道8号線畝市野々バス停から1.5km、大小二つの鳥居をくぐり、91の石段を登った所にあり、霊場らしい雰囲気のあるところで、おすすめは、畝市野々集落から、観音川峡谷を散策しながら徒歩で行くことです。

吉崎地区

嫁威し谷にて

岩崎観音
八幡神社(坂ノ下)→一里塚→聯珠山照厳寺→嫁威し谷→一字一石墳→吉崎御坊跡→蓮如上人銅像→西別院の念力門→岩崎観音
金津宿は、北陸街道の主要な駅で、商業の町・宿場町として栄え、とりわけ坂ノ下は、金津宿における加賀への出口、また加賀からの入口として大変賑やかで、八幡神社の神域でもあったことから、観音堂・地蔵堂・不動明王堂・お題目塔・名号塔が、今も寄り添うように並んでいた。参加者には再発見であった。 吉崎では、史跡に詳しい朝倉喜祐先生に、親切丁寧なガイドをしていただき、蓮如上人の足跡がひしひしと伝わり、蓮如の里に誇りを感じた。 感心したのは、お山がきれいに清掃維持管理されていて、お山からの眺望が一段とすばらしく感じたことだった。 吉崎に行ったら、また寄りたいと思ったところは、きれいにお世話されている岩崎観音です。蓮如上人のお母さんが関係する話として、これ程説得力のあるところとは思いもしなかった。




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